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最低と最高の中間

今、私が気になることの殴り書き

コストコへ電車で行くバカは私だ【その2】これが本当のコストコマジック?編

まとめ買いが大嫌いだった私

 先日めでたく(笑)コストコデビューした私。

コストコへ電車で行くバカは私だ【その1】入門編 - 最低と最高の中間

 最初はコストコの商品、何を見ても、
「無理無理、こんな大容量、いらないよ」
 と思った。

 私、元々「まとめ買い」とか「ストック」が嫌いなのだ。
 たとえ割高になっても、コンビニで売っているような一番小さいサイズのものが好き。

 例えばお醤油も、一番最小の、小型のものをちょこちょこ買う方が鮮度が新しいものが買える。
 過去に一度、有機栽培の原料を使った高額なお醤油を一升瓶で買ったら、4分の1しか使っていないのにカビが発生し、さらには引っ越しの時に割ってしまって全滅という悲劇に(笑)。

 それだけじゃないけど、とにかく「安いから」「何度も買いに行くのがめんどうだから」という理由でまとめ買いするのがキライ。なにより大量に買うと、保存場所が必要となる。うちは狭小住宅なうえに、ただでさえ夫の荷物が沢山あるのに、これ以上物を増やしたくない。

 ところが、コストコへ行くと、何もかもが大容量。

 『コストコマジック』という言葉の意味は「なんでもまとめ買いすれば安い」て勘違いして、よく計算したら割高のものまで買ってしまうということだ!だまされるな!こんなにいらない!私の性格とポリシーにそぐわない!入会して損した!もう何も買わん!・・・・と、最初は思った。

本当のコストコマジックとは?

 初めて行った時、コストコオリジナルの洗車タオルとともに、ユニ・チャームのお掃除モップの取り替えシートを買った。

 これは何度も近所のドラッグストアで買っているので、大容量の値段を見た瞬間に、
「安い!」
 とわかった。

 いつも買っていたのはこの「お買い得 8枚入り」のタイプ。これですら近所のドラッグストアで見た時は「安い」と思った。

ウェーブ ハンディワイパー 掃除用 取替えシート 8枚

ウェーブ ハンディワイパー 掃除用 取替えシート 8枚

 

  お値段はうちの近所では税込みで410円。
 410÷8=51.25
 つまり一枚あたりおよそ51円。

 コストコではこれが「30枚入り」で1238円だった。一枚あたり41円。かなり安い。

 沢山使うし、30枚入りと言ってもひとつひとつが軽いので、箱も軽い。
 電車で行っている私でも、ショッピングカートに入れて持ち帰ることができる。

 即決で買って帰って、もう一度近所のドラッグストアに値段をチェックに行ったほどだ。

 私は思った。

 腐るものじゃないし、いつも使うものだし、本当に1枚あたりに換算して安いし、この程度の保管場所なんて不用品を処分すればすぐにできる。どうして今まで割高の、1枚あたり10円も高いものを買っていたんだ。

 1枚あたり10円×8枚=80円。1袋で80円も高い。それを10回買ったら800円、20回買ったら1,600円、30回買ったら・・・・(以下略)。

 それがコストコでは安く買える。今までこんなに割安で買えるとは知らなかった。知っていたらこっちを買ったのに。

 コストコは、本当に安いものは安い。

 これが本当の「コストコマジック」なのだ。

 そして、そのマジックは、長年の私の考え方や経済観念までも、一夜にして塗り替えていくのだった。

コンビニ価格 > スーパー価格

 私がコンビニでペットボトルの飲料を買おうとすると、夫が必ず言う。
「やめろよ、スーパーで買ったら100円以下なのに。ここで買ったら割高だろ」
 コンビニは、ペットボトルの飲料に限らずなんでも割高である。

 私はこれまで、多少割高でも今すぐ欲しい時や、スーパーに行く時間がない時はコンビニで買っていた。

 夫がいくら「割高だ」「損だ」と言っても、
「今から飲み物だけスーパーに買いに行く手間を考えたら、多少割高でも今ここで買った方がいいの」
 と主張して、コンビニで買った。

 パン、調味料、洗剤、文房具、スーパーならもっと安いものをコンビニで買うと、
「ま、何十円か割高だけど、今すぐ欲しいから・・・」
 と自分に言い訳しつつ、心の奥底では「損したな」と小さく思っていた。

 主婦というものは、近所のスーパーより10円安い卵が隣町のスーパーにあれば、自転車で何キロも走って買いに行くものだ・・・というのが夫の自論。

「そこまでしなくても・・・」
 と思う私は、10円どころか20円も30円もスーパーより高い商品をコンビニで買う。
 でも内心は(これだったら、スーパーで買ったほうが安いよな)ということは思っているし、多少反省もしている。なので毎回買うわけではなく、時々、である。

 逆にスーパーで、コンビニでは120円で売られいるペットボトルの飲料が、89円とか、場合によっては特価や特売で79円、69円で売られていると、すごく得した気分になる。

 誰だってまったく同じ商品を買うなら安い方がいい。

 そしてこれまで、「物の値段」「商品価格」が私の頭の中では

 コンビニ価格 > スーパー価格

 という図式だった。

 コストコの会員になったことで、この図式が

 コンビニ価格 > スーパー価格 > コストコ価格

 になる。

 コンビニは1個1個の商品の単価が高い。それでも商品が売れるのは、皆「今、すぐ、買える」という利便性に納得しているからだ。スーパーは安い。コンビニより容量の大きいものもある。例えばお醤油なら、コンビニは卓上サイズの小瓶しかないが、スーパーには500mゃ1Lのサイズもある。そして当然、同じメーカーの同じ商品なら、容量の大きい方が安い。

 これが今までの私の認識だった。

 ここに新たに「コストコにはもっと容量の大きいものがあって、スーパーより安い」ということが書き加えられたのだ。

コストコトロール

 コストコの安さはわかった。

 それでも、店内を見ていると思う。
「何でもかんでも大容量にしやがって。これがアメリカ方式てやつか?日本の住宅事情を考えろ。こんな大容量のトイレットペーパーだのキッチンペーパーだの、どこにストックしておくっていうんだ。それに誰もが車持ってるわけじゃないんだぞ(あと免許もね)。もっと2分割3分割して、持ち帰りやすいサイズにしろ。何だあのバカでかいピザは。あれじゃたとえ車で持ち帰ることはできたとしても、日本の一般的なオーブンには入らないだろう・・・」
 とまあ、ぼやきが止まらない。

 いや、まあ、一言でいったら「トイレットペーパーでかい!」なのである。
 1個のサイズではなくて、30個入りというパッケージのこと。
 あれは最低限、15個入りにしてもう少し小さいパッケージにすれば、もっと売れると思うのは私だけであろうか。

 買いたいけど、電車では絶対に持ち帰れないので、結局「Amazon楽天で買おうかな・・・・」と思う。しかし、当然割高になる。

 「大容量にして、その分割安にする」

 これは「コンビニ価格 > スーパー価格」の図式と同じことだ。

 最初は「大容量で持ち帰りづらいし、不便だ」と思っていた私だが、やがて何度かコストコで買い物しているうちに、

「いや、これは良心的なのだ。小分けにして、割高にして売るより、まとめて、大容量にする反面、1個あたりに換算したら安くなっているのだから」

 と、考えが変わってきた。

 これぞ本当の「コストコマジック」。

 これがアメリカの「合理主義」に違いない。目が覚めた。スーパーは今まで「安くてお買い得なもの」がある場所だと思っていたが、コストコに比較すれば、スーパーだってコンビニ同様、「小分けで割高」だったのだ!

 そして、私の「コストコトロール」は止まらなくなった。

 さらに、つづく。