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朝ドラ『わろてんか』ネタバレ感想第1週 第2話



わろてんか 第1週第2話のあらすじ

 昨日の「わろてんか 第1話」の感想に引き続き、「第2話」の感想を書きたいと思います。

 第2話では父の儀兵衛(遠藤憲一)から笑い禁止を命じられたてん(新井美羽)が、母のしず(鈴木保奈美)から、父が今回の商談のためドイツ語を必死に勉強していたと聞かされ、大変なことをしたと気づき落ち込みます。兄の新一(千葉雄大)は、てんの笑顔を見ると元気になると言って励ましてくれますが、喘息の発作を起こし、倒れてしまいます。進学して、いずれは留学する夢があった新一ですが、医師からは「休学」をすすめられ、母のしずは落胆。一方くすりの神様に皆で感謝する「くすり祭り」の会場には「てんの運命を大きく変える男」がやってくるのでした。

 

NHK連続テレビ小説 わろてんか 上

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 第2話の感想

 元々、実話では「てん」のモデルになった吉本せいの実家は「米穀商」です。

 それを知っていると、どうしても「薬問屋」にまつわるエピソードには身が入りませんね。それに・・・同じ吉本せいをモデルにした山崎豊子の小説「花のれん」では、米穀商を手伝っていた主人公・多加(ドラマでは「てん」・モデルは「吉本せい」)が、こぼれた米粒一つ一つを拾い上げて客に渡す袋に入れたというエピソードが出てきます。これが実話に元づたものなのか、山崎豊子の創作なのかは不明ですが、「若い頃から商い上手で、客受けが良かった」という意味でのエピソードなので、多加のリアリティが増しました。

 朝ドラでは笑い上戸だとか、お笑い好きというキャラクターになっていますが、実在の吉本せいはどちらかというと芸能や「笑うこと」にはクールだったんじゃないか、と私は「花のれん」を読んで思いました。

 

花のれん (新潮文庫)

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  好きなことを商売にすると、上手くいかない、と昔から言われます。
 現代でも自動車が好きな人が、自動車会社に就職したら、その会社の自動車にしか乗れなくて逆にストレスになる、なんて話を聞いたことがあります。

 後に「てん」の夫となる藤吉(松坂桃李)は、「花のれん」でも根っからの芸事や寄席が大好きで、自分自身も芸人のまねごとをしていたとあります。

 好きが高じて、籐吉は寄席を買い取り、それを商売にするわけですが、ネタバレすると、籐吉のやり方では儲かりません。「花のれん」には『道楽の世界で商いし、道楽だけで生きているような吉三郎(ドラマでは「籐吉」・モデルは吉本せいの夫「吉兵衛」)』というくだりがあって、そのあとにヒロインの多加が『わてがしっかりせんと』と思う場面があります。

 道楽者で浮世離れした夫を、陰で支え、夫亡き後には自らが寄席や会社を切り盛りした人、それが吉本せいなんですね。

 だから「よく笑う、いわゆる笑い上戸」という朝ドラの設定はなんだかしっくりこないですね。イメージ的には「あさが来た」の波瑠さんが演じた「白岡あさ」みたいなクールで落ち着いていて、計算高い女性のイメージなんだけど。

 あとねえ・・・関西弁はやっぱり皆、微妙に変ですね。岩下志麻の「極妻」とおなじ現象です。特に母親役の鈴木保奈美さんの関西弁というか京都弁?は語尾とか、違和感がある。今更だけど「ごちそうさん」の杏さんは、嫌いとかなんとかいろいろ言った私ですが、関西弁は上手かったですね。

 そうでなくても鈴木保奈美は「保毛尾田」さんの騒動とか頭にチラついて、なんかイヤ。実際には三人のお子さんがいるママですが、なんだか良妻賢母のイメージが薄い。悪女役とかのほうが似合いそう。どこまでいっても「東ラブ」のリカの、「自由奔放な女」のイメージから抜け出せない気もしました。

 全然関係ないけど、昨年話題になった「東ラブ」の25年後を描いた新作、あれを鈴木保奈美織田裕二でフジテレビがドラマ化したら、ここ数年のフジテレビの低迷も挽回できるかもね。

  かなり初手から、主人公の人物設定に不満があるドラマですが、とりあえずもう少し、子役時代が終わるまでは観たいと思っています。

 ★「わろてんか」3話の感想はこちら


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