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朝ドラ『わろてんか』ネタバレ感想第1週 第4話

わろてんか 第1週第4話のあらすじ

 てん(新井美羽)は祭りで出会った藤吉(松坂桃李)のことを思い出すと、胸のドキドキが止まらない。さらに「笑いの色は何色?」という藤吉から出された謎かけの答えを考えるがわからず、てんは兄・新一(千葉雄大)に助けを求めた。ある日、台所の酒が夜な夜な減っていくという事件が起こる。犯人と疑われた風太鈴木福)は疑いを晴らすため、てんと二人で夜中に台所で張り込むことにした。すると現れたのは意外な人物だった。

 

福くんが大人っぽい 

 芦田愛菜ちゃんの成長にも驚かされたけど、鈴木福くんも、ふとした表情が大人びてきて、ドキッとしますね。
 てんちゃんと二人で、台所のすみに隠れていた時の顔が、特に成長を顕著に感じた。
 そして関東出身の出演者の中でも、福くんの関西弁が一番うまい。子供は外国に移住しても、大人より頭が柔らかいので、すぐに現地の言葉を覚えるというけど、それと同じ原理で、福くんもすぐに関西弁をマスターしたのだろう。

 

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てんちゃんの振り袖

 昨日、一昨日は、お祭りの日だから、てんちゃんは振り袖を着ていたのかと思って見ていたけど、そういうわけでもなくて、デフォルトで普段着が振り袖なのね。頭のものも、かんざしやら何やら、ごちゃごちゃいろいろついてる。どんだけのおひいさまやねん。
 あの時代、いくら裕福な家庭でも、子供の普段着に振り袖を着せて半襟も派手派手てありなの?着物のことは詳しくは知らないけど、いくらなんでも「てん」の普段着が、船場に嫁ぐ(・・・んだよね、ドラマでも?)前から「細雪」しているのはどうなのか。

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 実際の吉本せいは、貧しいわけではないけど、決して裕福ともいえない環境で育った。
 せいの父親は、代々続く商売を親から引き継いだわけではなく、一代で米穀商の看板を掲げて成功しただけに、経済的には苦しい時もあったと思う。せいも、ぎりぎりで「良家の子女」ではあったかもしれないけど、兄弟は多いし、自分も奉公に出されたり、家の商売を手伝っていたこともあったようなので、あんな「乳母日傘」な育ち方ではなく、もうちょっと荒々しかったはず。

 

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朝ドラメルヘン

 まだ幼いてんが、籐吉のことを思い出してキラキラするとか、本音では気持ち悪くて見ていられないんだけど、ディズニー映画と同じで、万人受けするにはこのメルヘンテイストが欠かせないのだろうと思って、耐えるしか無い。

 ああ、橋田壽賀子先生様。「おしん」や「女は度胸」「春よ、来い」は最初からどんよりして、なんだか不穏なものを孕んでいた。橋田壽賀子が原作脚本なら、必ず「いじめ」や「いびり」があって、どろどろして、ヒロインはとにかく忍耐を強いられて、そのはてにようやく恋愛や慶事が「ささやかな幸せ」的に待っていたものだ。
 橋田壽賀子吉本せいの物語をドラマ化するなら、もういきなり「家業がここのところうまくいっていないから、お前は奉公に出ろ」てとこから始まる気がする。そしててんは船場の商家へ奉公人として入り、いじめに合うのだ。朋輩や女中頭に泣かされて、学校にも行けず、涙に暮れていたところに「寄席」が大好きな呉服商のぼんぼんが登場し、彼女を励ます。数年後、父に強要されてお見合いしてみたら、なんとお相手はあの時の船場の呉服商のぼんやおへんか・・・・・なんだかんだ言って「どてらい男」や「おからの華」を物心ついた時分にとっくり観て育った私は、花登筺橋田壽賀子の「踏まれても踏まれても強く育つ麦のようなお人」テイストなドラマが大好きなの。

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 平成の今の時代のヒロインは、最初から「蝶よ花よ」で、明るく元気、楽しい未来が待っていないとダメなのか。ダメなんだろう。
 「春よ来い」は確か当時、朝ドラ歴代最低視聴率を叩き出してしまい、さらにヒロインの女優は途中降板したりして、散々な結果だった。「もう、橋田壽賀子の時代は終わった」とか言われて、日本中が「おしん」に涙した昭和の日々を懐かしんだものだ。

おしん

 でも私は暗いドラマが好きhuluで独占配信している野島伸司のドラマ「雨が降ると君は優しい」を文句言いながらも観続けている。そういう悲劇を観て心が浄化される現象を「カタルシス」て言うんだってね。そう、カタルシスが大好き。

 

 もっと暗い朝ドラが観たい。

 

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